マックガード・ホイールロックは、ホイールのラグナット、ボルトと同じ構造と機能を持ちながら、脱着に専用アダプターが必要なことから、ロックとしての役目も果たします。
ホイールの形状や構造に関わりなく容易にホイール盗難を防止できることから、
その高い信頼性によって多くの自動車メーカーに純正採用されています。
1964年にニューヨーク州オーチャードパークに設立されたマックガード社は、高品質ロックメーカーとして知られています。MQS(マックガード・クオリティ・システム)と呼ばれるプログラムにより、1993年にはフォード社から優れた部品メーカーにしか与えられない
「トータル・クオリティ・エクセレンス賞」を受けています。マックガード社は従来の米国規格QS9000に代わる世界統一品質マネジメントシステムISO/TS16949をいち早く取得しています。
マックガード製品の優れた防錆性を実証するため、CASSテストと呼ばれる酢酸と塩水を混ぜたスプレーにさらす実験を行ないました。高温高湿のテストルームで絶え間なく酢酸と塩水をスプレーされ、22時間のテストが雨の多いデトロイト1年間に匹敵します。この写真でお分かりのように、マックガード製品は他社に較べて錆の発生がきわめて少なく、シビアな気象条件のもとでも新品時の美しさを保っています。マックガード独自の3層ニッケル+単層クロームメッキの防錆性の高さをお確かめください。
内容をお読みください。
1) マックガード・ロックボルト(ナット)が、お客様の車とホイールと一致するかご確認の上、装着して下さい。
(ネジ山の間隔、ネジ長、形状、シート部分の形状等)
2) マックガード・ロックボルト(ナット)が、現在使用のものと一致している事が確認できましたら、1輪につきひとつのボルト(ナット)をマックガードのホイールロックボルト(ナット)と交換します。最初はネジ山の合わせが狂わないよう、手によって装着し、その後ロックキーをはめて、トルクレンチまたは通常のレンチで増し締めします。締めつけトルクは車種マニュアルの規定トルクに従って下さい。さらに50kmほど走行後、再度増し締めを行ないます。
注意 エア・インパクト・レンチは使用しないで下さい。エア・インパクト・レンチによる締めつけ過ぎにより、外すことが困難になったり、ロックやキーに損傷を与える可能性があります。また、場合によってはホイールやハブボルトの損傷が生じる可能性もあります。
3) ロックキーの紛失には十分ご注意下さい。ロックキーがなければホイールは車から外すことができません。ロックキーが2つある「2キーセット」をお求めの場合は、ひとつは付属のキーポーチに入れ、車載のラグレンチと一緒の保管をお薦めします。もうひとつはダッシュボードなど、緊急時に備えて大切に保管することをお薦めします。
4) 万一の紛失に備え、添付のカードに記載の10桁の数字を「新車整備手帳」や「ハンドマニュアル」にメモしておいて下さい。
この10桁の数字はお客様の個別番号です。紛失した場合にはこの番号が必要になりますので、しっかり管理することが必要です。
● 万一鍵(キー)を紛失したときは、マックガード・ロックコントロールセンターに10桁のキー番号と氏名、住所、電話番号をお知らせ下さい。この個別のキー番号に従って鍵(キー)を取り急ぎ発送致します(有償)。
● このように、メーカーのお客様へのバックアップは万全ですが、何よりも大事なことはマックガード・ホイールロックはお客様の貴重なタイヤ&ホイールを盗難から守ることなのです。ロック(=鍵)であることを認識し、スペアキーを紛失しないよう大切に保管されますようお願いいたします。